千葉県内で野生のハクチョウが観れる場所を有名処から穴場までご紹介

こんにちは!

 
毎年冬になると、シベリアからハクチョウが渡来しますね。

ハクチョウの渡来地として全国的に有名なのは、新潟県の瓢湖(ひょうこ)で

その数はなんと毎年5,000羽。

ラムサール条約に登録されている湿地というだけあって

寒い思いをせずともハクチョウを見物できる観察舎や

ハクチョウへの餌やりも出来るそうです。

 
残念ながら、そんな瓢湖には及ばないものの

千葉県内にもハクチョウが毎年渡来する場所はいくつかあります。

 
生で見るハクチョウは大きくて貫禄があって、見応え十分ですので

もし、まだ本物の野生のハクチョウを見た事がないという方には

一度ぜひ観に行ってもらいたいと思います!

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1.印西市・本埜(もとの)「白鳥の郷」

住所:千葉県印西市笠神の田んぼの一角

アクセス:JR成田線小林駅から車で10分

 
千葉県内では一番のハクチョウ渡来数で、その数約1,000羽。

地元の有志の方と、本埜第二小学校による地道な餌付けなどにより

年月をかけて少しずつ渡来数を伸ばしてきています。

夏の間はお米を作っている田んぼを使い

冬になるとハクチョウのために水を張っています。

田んぼの近くには農道を拡張した駐車スペースがあります。

ハクチョウはこの田んぼを日本にいる間の寝床として使っているようで

早朝と日没頃が一番ハクチョウの数が多いです。

 
・道路以外の場所は立ち入り禁止

・ペットを車外に連れ出す事

・エサやり

 
以上の事は禁止されていますので

マナーを守って見物してくださいね。

2.我孫子市・手賀沼周辺

アクセス:JR成田線東我孫子駅から車で約10分

 
こちらのハクチョウは、冬に渡来する種類ではないコブハクチョウという種類のため、

一年中見ることが出来ます。

橋の近くや土手、遊歩道周辺などにいます。

人慣れしているハクチョウが多く、間近で観察や撮影出来ますが

ハクチョウはけっこう気が強い個体も多いので

近づき過ぎると噛みつかれたり追いかけられたりする事もあるんだとか…(;´Д`)

毎年5月には可愛らしい雛が見られます^^

3.いすみ市・下布施周辺

アクセス:JR内房線浪花駅から車で約10分

こちらのハクチョウは、2005年に21羽の渡来が確認されて以降、

毎年その数を増やし続け、現在では約100羽渡来するようになりました。

こちらでも水田の一部に水を貯めてハクチョウが生活しやすいようにしています。

水田で穂の実や二番穂、そして稲の根などを食べています。

田んぼは一般の方が所有しているので、

田んぼ内への立ち入りやエサやりは禁止されています。

4.佐原市・「川の駅水の郷さわら」の裏側

アクセス:JR成田線佐原駅から車で約10分

こちらは私が実際に行って来ました。

「川の駅水の郷さわら」は建物の後ろが利根川に面していて

建物の向こうに広がる広々とした階段を登りきると、開けた場所になります。

「川の駅」と名付けられた所以ですね^^

 
水面ギリギリまで人が歩けるようになっていて

ハクチョウをはじめとする野鳥を間近で見れます。

10歳くらいの女の子が恐々とハクチョウに近づいていました。

ハクチョウの大きさが伝わりますでしょうか?

この日ハクチョウ見物に来ていた人たちは

地元の人か、観光やドライブで立ち寄ったような出で立ちの人が多かったように思いますが

プロが使うような本格的なカメラを構えた人もいました。

 
エサやりなどを禁止しているような看板は立っていませんでしたが

あくまでも野生のハクチョウなので、そこはよく考えて行動したいところですね。

とはいえ、見物客の中にはパンの耳のようなものを与えている方もちらほらいたような…

 
エサを持っていない私の元にもこんなに近づいて来てくれました^^

この日は休日でしたが見物客は入れ替わり立ち替わりで15人前後といった感じでした。

川の駅が面した大きな道路「利根水郷ライン」からは見えないので

ちょっとした穴場かもしれませんね。

さいごに

野生のハクチョウを見物するとなると、冬の寒い時期になる事が多いですが

防寒対策をしっかりして行くように気をつけてくださいね。

 
そしてご紹介したように、私有地を渡来地としている場所もあるので

その場所独自に定められたルールには、ちゃんと従いましょう。

 
そういったルールの関係で、

思うように近くでハクチョウを観察出来ない場合もあるかも知れません。

そういう場合のために、双眼鏡の準備もしていくと安心かと思います。

 
渡来しているハクチョウは

3月の春一番に乗ってシベリアへ帰るので

興味がある方は早めに観に行くことをおすすめします。

 
最後まで読んで頂きまして、ありがとうございました。

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