食べ物で紫外線対策～肌色を戻す食材・シミを増やす食材編～

前回の記事では、日焼けした直後の応急処置や、
その後のお肌のケア方法などをご紹介しました。
今までの日焼け・紫外線対策をテーマにした記事では主に外側から肌を守る形の対策が
主でしたが、今回は体の内側…つまり、食事面からのアプローチで
日焼け・紫外線対策を行う事にフォーカスしていきます。
外側から肌をガードする場合のような即効性があるわけではありませんが、
体の内側から対策を取る事でじわじわと確実にお肌の未来に影響していきますので、
よくチェックしていきましょう！

日焼けした後にオススメの食べ物

お肌の新陳代謝（ターンオーバー）を高めたり、色素沈着（シミ）を防ぐ食べ物です。

・お肌の新陳代謝を高める食べ物：
タンパク質･･･筋肉や臓器、つまり血肉の構成成分です。
（肉、魚、乳製品、卵、大豆など）
亜鉛…発育を促し、傷の回復を早めます。
（牡蠣、しじみ、ピュアココア、煮干し、牛肉など）

・色素沈着を防ぐ食べ物：
ビタミンC･･･シミの元であるメラニンの合成を抑えます。
（ユズ、柿、苺、キウイフルーツ、ピーマン、アセロラ、焼き海苔、味付け海苔など）
リコピン･･･日焼けの予防・メラニンの生成を抑制します。
（トマト、スイカ、ピンクグレープフルーツ、柿など）
セラミド･･･セラミドには肌を紫外線や雑菌などの外部刺激から守る役割があります。
また、メラニンの生成を抑えてくれます。
（こんにゃく芋・大豆・小麦・黒豆・大豆・ブロッコリー・牛乳など）

・活性酸素から細胞を守る食べ物：
ビタミンE･･･不飽和脂肪酸の酸化（＝老化）を防ぎ、細胞の健康維持を助けます。
（アーモンド、小麦胚芽、落花生、抹茶など）
ポリフェノール･･･体内で発生する活性酸素が過剰に増えないようにします。
（緑茶、ブルーベリー、リンゴ、コーヒー、シソ、赤ワインなど）
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紫外線を吸収しやすくなる食べ物

あまり知られてはいませんが、紫外線を吸収しやすくなってしまう食べ物も存在します。

・ソラレンを含む食べ物･･･光によって活性化する光毒性物質を含み、紫外線を吸収します。
（きゅうり、セロリ、パセリなどの香味野菜、レモンなど柑橘系の果物）
ソラレンを含む食べ物には、お肌に良いとされるビタミンを豊富に含むものもあるので
もしソラレンを含む食べ物を摂取する際には、タイミングに気をつけましょう。
日が沈んでから食べるか、外出予定のない日に食べれば大丈夫です。

・脂分が多い物･･･肌の酸化、老化が進みやすくなり、コラーゲンが生成されなくなります。
（揚げ物、スナック菓子、ファストフードなど）

・冷たい物･･･内臓が冷えて働きが悪くなり老廃物を排出しにくくなります。
（生野菜、冷たい飲み物など）

・食品添加物･･･添加物が多く含まれた加工食品は、
肌が日光に過敏に反応しシミが出来やすくなります。
（防腐剤、人工甘味料、合成着色料など）

・アルコール･･･アルコール分解時に発生する「活性酸素」がメラニンを増やします。
また、コラーゲンを分解してシワやたるみも原因にもなります。
（ワインや日本酒ならセーフ）

まとめ

柑橘類はお肌に良い事で有名ですが、ソラニンが含まれているという事は
あまり知られていませんね。
お肌のためと一生懸命柑橘類を食べた後に外出して
たくさん日光を浴びてしまっては、せっかくの努力が無意味なのです。
食べるタイミングに注意して摂取していきましょう。
そこさえ注意すれば、柑橘類も香味野菜も私たちの味方です！
また、お肌の新陳代謝を高めるためにはしっかりと睡眠をとる事も大事です。
お肌のためにも、規則正しい生活を心がけましょうね＾＾
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