「お菓子断ち」という言葉を聞いたことがある女性は多いと思います。
「砂糖断ち」という呼び方もありますね。
文字通りお菓子を食べないことを指しますが、お菓子好きにとっては難しい行為です。
興味があっても、実行に移せていない方もいるのではないでしょうか。
今回の記事では、お菓子断ちの効果や方法などをご紹介します。
お菓子断ちを考えている方の参考になれば幸いです。
目次
お菓子断ちの期間と効果
お菓子断ちの効果が出るまでの期間は、個人差があります。
始めて数日で効果を実感する人もいますが、とりあえず1ヶ月は頑張ってみましょう。
最初はつらいと思いますが、慣れてくればお菓子を欲しなくなります。
では、お菓子断ちにはどんな良い効果があるのでしょうか。
モチベーションを保つためにも、知っておきましょう。
◎美肌になる・アンチエイジング効果
甘いものは肌に悪い、というのは聞いたことがありますね。
砂糖を大量に摂取すると、血糖値が急激に上昇し、インスリンが分泌されます。
その結果ホルモンバランスが乱れ、肌荒れを引き起こすことになるのです。
また、インスリンは炎症の原因になり、コラーゲンなどを破壊する可能性があります。
さらに、多量の砂糖が消化されるのもコラーゲンの働きにとって良くありません。
肌荒れやしわの増加をもたらす危険性が高くなります。
お菓子断ちをすれば、こういったことが防げるのです。
◎体力がつく
血糖値が上がったときは、高エネルギー状態です。
しかし、インスリンが分泌されれば血糖値が下がり、エネルギーも低下します。
エネルギーが低下した分、体力も落ちてしまうのです。
お菓子断ちでエネルギーが一定に保たれれば、体力の変化もなくなります。
◎気持ちが落ち着く・集中力が増す
血糖値の急上昇と急降下は、気持ちを不安定にさせます。
イライラする、落ち込む、集中できないなどは、砂糖が原因かもしれません。
お菓子を控えることで、これらの改善が期待できます。
◎ダイエットになる
お菓子はカロリーが高いことは、なんとなくわかりますね。
カロリー摂取量が減るので、ダイエットになります。
また、砂糖を減らせば食欲を抑えられるので、食べすぎることもありません。
◎胃の調子が良くなる
大量の砂糖を摂取すると消化に良くない上に、食物繊維が不足しがちになるようです。
お菓子をやめるとくだものなどを食べるようになるので、消化が促進されます。
◎睡眠の質が向上する
砂糖を食べすぎると、睡眠の妨げにもなります。
睡眠に問題があるときは、お菓子断ちをすると改善するかもしれません。
◎冷え症の改善
過剰な砂糖は、冷え症の原因になると言われています。
冷え症に悩まされている方は、お菓子断ちを考えてみましょう。
お菓子断ちのやり方
砂糖には依存性があり、お菓子断ちはなかなか大変です。
自分の努力も必要ですが、少しでも楽にしたいですよね。
お菓子断ちをするには、お菓子以外に意識を向ける必要があります。
どんなやり方があるのか見ていきましょう。
◎お菓子を買わない
家にお菓子があると、ついつい食べてしまいます。
絶対に買わないと決め、買い物のときはお菓子コーナーに行かないようにしましょう。
お菓子が視界に入らなければ、徐々に食べずに済むようになるはずです。
◎お菓子以外のおやつを食べる
どうしても小腹が空くときは、お菓子以外のおやつを食べましょう。
くだものや、アーモンドなどのナッツ類がおすすめです。
ただし、食べすぎには気をつけてください。
甘いものが欲しいときは、はちみつを食べる方法もあります。
少し高いですが、余分なものが入っていないはちみつを買いましょう。
ここは個人の自由ですが、国産を選ぶと安心です。
◎ガムを噛む
気を紛らわせるために、ガムを噛んでみましょう。
特に、キシリトールのガムが良いそうです。
多少糖分はありますが、お菓子断ちの過程において有効な方法になります。
◎ストレスを発散する
お菓子を食べることでストレスを解消していた、という方もいますよね。
また、お菓子断ち自体がストレスの原因となる行為です。
他のストレス発散方法を使い、お菓子に頼らないようになりましょう。
まとめ
お菓子断ちについての理解は深まりましたか?
お菓子は、体のさまざまな不調の原因かもしれないことがわかりましたね。
意外な発見もあったと思います。
効果を知りやる気が出てきた方は、1ヶ月間だけでも取り組んでみてはいかがでしょうか。
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