甘いサツマイモが食べたい人へ~見分け方や保管方法・調理方法など~

生活雑記

こんにちは!

秋になり、コンビニでは安納芋をはじめとする
サツマイモを使用したスイーツが並び始めましたね。

同じイモ類でもジャガイモは
ポテトチップやフライドポテトなどのしょっぱい味付けに加工される事が多い一方、

サツマイモはその甘みを活かしてスイートポテトや大学イモなどの
甘い味付けに加工される事が多いですね。

サツマイモを味わうのなら、やはりサツマイモが持つ本来の甘みを堪能したいものです。

今回は、サツマイモの甘みを存分に味わいたい方のために、甘いサツマイモの見分け方や、より甘みを引き出す調理方法などをご紹介していきます。

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甘い品種と見た目

まずは甘い品種のご紹介です。

・安納芋
ねっとり系。
糖度は生で16度、焼くと40度。
種子島を代表する品種。

・ベニアズマ
ホクホク系とねっとり系の中間。
関東で人気。

・太白
ねっとり系。
冷めても美味しい。
戦後、広く食べられていたが今では幻のサツマイモ。

・アヤコマチ
しっとり系。
甘みが強いが後味スッキリで、冷めても美味しい。
鮮やかなオレンジ色の果肉にはカロテンが豊富に含まれている。

・関八
ホクホク系。
関東で多く栽培されている。

・ベニコマチ
ホクホク系。
ベニアズマの兄弟。
筋っぽさがない。

・金時
ホクホク系。
徳島県特産の「鳴門金時」が有名。

・ベニハルカ
トロトロ系。
蒸した場合の糖度が高いのが特徴。
ヤラピンが豊富に含まれていて整腸作用バツグン。

・パープルスイートロード
ホクホク系。
甘みが少ないと言われる紫イモ類の中では甘みが強いのが特徴。
(サツマイモ全体で見ると、そこまで甘くはない^^;)

・シルクスイート
ねっとり系。
なめらかで濃厚な甘みが特徴。

以上の品種が、糖度が高く甘いと評判のサツマイモの品種になります。

たくさんあって目移りしてしまいそうですが、
それぞれ甘い以外にも風味に特徴があるので
ご自分の好きなタイプを食べ比べてみるのも良いと思います^^
 
 

次に、良質なサツマイモを見分けるコツです。

・皮の色が濃く均一で、まだら模様になっていない
・ひげ根があまり出ていない
・ずんぐり丸みを帯びていて凹凸が少ない
・傷がないか少ない

 

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品種だけでなく、
見た目でもある程度は美味しいサツマイモを見分けることが出来ます。

サツマイモを選ぶときは、慎重に!
 
 

保管方法

 
・収穫後してすぐはNG

収穫直後のものよりも、
収穫から2週間~2ヶ月程度経ったもののほうが
糖度が高くなり美味しくなります。

その理由は、
時間をかけて水分が抜けていく事により、
糖が凝縮されていって濃度が増すからです。

秋冬のサツマイモよりも
春夏のサツマイモの方が、実は甘いのです。
 

・適温を維持する

温度が12~20℃で安定する場所で保管します。
サツマイモは元々温かい場所に生える植物なので、寒さに弱く、低温障害になってしまいます。
なので、決して冷蔵庫には入れてはいけません。
また、温度が高すぎると逆に芽が生えてきてしまいます。
 

・新聞紙に包む

サツマイモは収穫後も呼吸していますので
お家で保存する場合は、1個ずつ新聞紙に包んでダンボール箱に入れて保存し、
通気性を保てるようにしましょう。

 
・洗わない

また、イモ類は水に触れると傷みますので
保存の段階では土は簡単に落とす程度にとどめておきましょう。
 
 

甘みを引き出す調理方法

 

高温で短時間の調理法よりも、低温でじっくり時間をかけて火を通すと
サツマイモの甘みをより強く引き出すことが出来ます。

サツマイモはアミラーゼという酵素をもっていて、
このアミラーゼはデンプンを麦芽糖に変化させることが出来ます。

そして、アミラーゼが最もよく働く温度というのが、70℃前後。
あまりにも高い温度は、生き物であるアミラーゼが死んでしまいます。

以上の事から、
アミラーゼが最も活性化する温度を長時間保つ事が、
サツマイモの甘みをより引き出せる調理法という事になります。

「カンタン・早い」を求めて
レンジでチン!や、油でガーッと一気に!
は、絶対NGです。
 

ネット情報によると、
同じ電子レンジでもオーブン機能でサツマイモをを焼けば
とても美味しい焼き芋が自分で作れるとの事。

180℃のオーブンで表裏をじっくり40分ずつ焼くそうです。

サツマイモを美味しく食べたい方は、試してみては?^^
 
 

まとめ

 

サツマイモは甘くて栄養も豊富。

上手に調理すれば、そこらへんのヘタなスイーツよりも
美味しい3時のおやつになります。

今回ご紹介したサツマイモの選び方から調理方法までを実践すれば、
焼き芋屋さんの焼き芋に匹敵するくらい美味しい焼き芋が自分で作れます。

焼き芋屋さんの焼き芋って、何気に高いですからね…笑

この冬は自分でサツマイモを焼いてみましょう^^

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