厄除け・厄祓い・厄落としの違いや厄年に気をつけるべき事を解説

仏教


こんにちは!
私事ですが今年から前厄につき、先日、毎年お世話になっている神社で
厄除けの御祈祷をして頂きました。
今回は、厄年とは?から始まり、厄除け・厄祓い・厄落としのそれぞれの違いや
厄年に気をつけるべき事などを解説していきます。
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厄年とは

陰陽道に基づき算出されたという説もありますが、出典は定かではないのが現状です。
災厄が起こりやすく忌み慎まなければならない年齢の事を言います。
「本厄の年」がそれに当たりますが、その前後一年をそれぞれ前厄・後厄と呼びます。
これは、厄年というものはきっかり一年間で終わるものではなく、その人の運命や性格、
生活習慣など様々な要因によって厄年の始まりや終わりが前後するために、
気をつけるべき期間をあえて長めに設けて「前後一年」としているのです。

厄除け・厄払い・厄落としの違い

厄除け
厄除けとは、厄年に当たられている方が災厄が起きるのを未然に防ぐための御祈願になります。

厄祓い
厄祓いとは、厄年には当たっていないにも関わらず、病気や不慮の事故など
自分にとって良くない事が起きた場合や続いている場合に、
既に起きた災厄を祓うための御祈願になります。

厄落とし
厄落としとは、一年間の災厄をまとめて祓い落とすための御祈願になります。
年末にやる大掃除のようなもので、厄落とし祈願も通常は年末に受けられる方が多いです。

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厄年の間に気をつける事

・掃除をしっかり
身の回りを綺麗に保つ事で、運気を上げます。
不衛生な環境は、そのまま身体面や精神面に支障をきたす要因になります。

・健康管理
厄年は、精神面や身体面で変化が生じやすい年でもあります。
これまで通りの生活習慣では健康が維持出来ないと感じるような事があれば、
柔軟に対処していく必要があります。
睡眠時間は足りていますか?偏った食生活になっていませんか?
お酒を飲んだ翌日がつらくなる事が増えていませんか?
なんとなく疲れやすくなったな、と感じていませんか?
特に原因は思い当たらないのに憂鬱な気持ちが続いていませんか?
体や心の些細な変化でも、敏感に感じ取れるようにしましょう。

厄年に家を建てる・結婚・出産はNG?

結論から申しますと、気にしなくて良いです。
理由は、そもそも厄年というのを誰がどのような根拠に基づいて決めたのか不明な点も多く、
厄年の算出方法が満年齢なのか、それとも数え年なのかといった点が神社やお寺によって
異なる点などからも、厄年そのものが俗説や迷信の類のものに他ならないからです。

しかし、根拠のない迷信とはいえ、厄年の年齢は体や心に
変化が生じやすい傾向が強い事も事実です。
また、ここで「迷信です」と断言したところで、
腑に落ちないと感じる方もいらっしゃると思います。
そういった方のために神社やお寺で各種ご祈祷・ご祈願が出来るのだと私は考えます。
一番良くない事は、自分が厄年であるという事を気にし過ぎてしまう事です。
「病は気から」と昔から言うように、気の持ちようがその人の人生を決めます。
あまり気にし過ぎず、神社やお寺でご祈祷なりご祈願なりをしてもらいさえすれば、
それでOK!というくらいの前向きな姿勢・明るい気持ちでいる事の方が大切なのです。

日々を明るい気持ちで過ごしましょう。
それが災厄から身を守る一番の方法です^^

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