【再び】アシダカグモの卵が家の中で孵化しちゃった話

生活雑記


こんにちは!

かつて我が家ではアシダカグモの卵が孵化した事がありました。

その時のお話は↓から読めます。

 

あれからもう5年以上経った、つい先日の事。

またしてもアシダカグモの卵が孵化してしまいました。家の中で。

 

残念ながら今回も私はその場に居合わせなかったのですが、両親からの報告を聞いて面白かったので(おい)、ここに記します。

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数日前の話

夜、リビングで父がテレビを観ていたときにふと、壁に目をやると…大きなアシダカグモがいたそうです。

 

そのアシダカグモは、丸々と太っていたので父は(なんだか卵を生みそうなクモだな…)と、思ったそうです。

 

今までのエントリーで再三お伝えしていますが、我が家はアシダカグモと共に生きると決めた一家なので、大きなアシダカグモがいたところで駆除したりはしません。

むしろ「お!出た!今年もゴキブリの駆除よろしくね!」って感じです。

 

そういうわけなので、このときの父も(卵を産みそうだな)と思ったものの、放置

 

卵を孕んだ虫のお腹って、ぼってりしてて「いかにも」って感じですよね。

もし、産卵の真っ最中にその姿を発見したんだったらさすがの父も動いたと思いますが、まさかこんな人目に付くようなところで産卵するとも思いませんからね、人間側からすれば。

 

 

そして翌日

 

再びリビングにて父が、今度は昨日アシダカグモがいた壁とは別の面の壁にアシダカグモの卵嚢がくっついているのを発見。

 

ただ、この時まで父はアシダカグモの卵嚢というものを見た事がなかったので(なんか壁に白い円盤状の変なのがくっついてるな?)と思ったそうです。

 

壁と言っても、床よりは天井に近い高さにくっついてる円盤的なナニか。

人間の身長よりもかなり上の、人が手を伸ばしてやっと届くあたりに、それはあったそうです。

 

そしてその円盤的なナニカの上部に、10個前後の粒々が点々と横に並んでいたそうです。

 

気になった父が、更に近づいてよく見てみると…

円盤的なナニかの上方にあった粒々は、クモの赤ちゃんである事がわかりました。

 

円盤的なナニかの上部がちょっと裂けてて、そこから子グモが出てきた模様。

そこで初めて父は、この円盤的なナニかが「クモの卵の塊」であることに気付き、そして卵をこの部屋に置いていった親グモは、昨日同じリビングにいた大きなアシダカグモの卵なのではないかと同時に思ったそうです。

 

成虫のアシダカグモならあまり問題はありませんが、、、虫の卵の塊ならば話は別です。

 

成虫のアシダカグモは人間を適度に避けてくれますが、生まれたてのアシダカグモは家中を縦横無尽に歩き回り、人間が誤って踏みつぶす可能性がめちゃくちゃ高いです。

 

ママアシダカには申し訳ないけども…卵嚢は撤去しなければ…(T▽T)

父はまず、ティッシュ数枚で卵嚢を包んで外へ放り投げる作戦に出ました…が。

 

ティッシュごしに卵嚢を掴んでみたところ、

卵嚢はフシュゥ~…としぼみ、中から大量の子アシダカがワラワラワラワラワラワラワラワラワラワラワラワラワラワラ…

ぎぃやああぁぁぁああぁぁぁぁぁあぁ!!!

文字通り「蜘蛛の子を散らす」状態で、(主に父が)パニック。

一気にその場が修羅場と化したそうで…

(父は大きな虫1匹よりも小さな虫たくさんの方が苦手)

 

傍で見ていた母が

「こりゃどうしようもねーわ(色んな意味で)」と、掃除機を持ってきて全て吸い取ってその場はどうにか治まったそうです…

 

前回も掃除機が活躍し、今回も掃除機のお世話になりました。

文明の利器には感謝しかありませんが、子アシダカとママアシダカにはちょっと申し訳ないですね…

 

 

考察

前回もお話しましたが、アシダカグモは卵嚢を約一ヶ月間飲まず食わずで持ち歩き、孵化の直前に卵嚢を置き、近くで孵化の様子を見守るんだそうです。

 

このとき、ママアシダカは卵嚢をちょっと食いちぎって、子アシダカの出口を作ってあげるそう。

だからそれがもし本当なら、前回も今回も自分の子供たちが人間の手によって駆除されていく様をどこかで見ていたかもしれませんね…

この話を聞いて私がちょっと疑問に思った点なのですが。

今回孵化した卵は、本当に前日の晩にリビングにいたアシダカグモの卵なんだろうか?という事。

 

アシダカグモの卵は産卵から一ヶ月程度経たないと孵化しないそうなので、前日の晩に現れたアシダカグモの卵だとすれば、前日の晩の時点でそのアシダカグモが卵嚢を持っていないと時系列が合わなくなりますよね。

 

でも、父によれば「前日に見たアシダカグモは卵嚢なんて持っていなかった」そう。

父と母は前日のアシダカグモの卵だと信じているようですが。

私が思うに

・前日のアシダカグモは実は卵嚢を持ち歩いていた

か、あるいは

・前日のアシダカグモとは別のアシダカグモの卵

という可能性のほうが濃厚だと思います。

今までアシダカグモと一緒に暮らしてきた身としては、前者の可能性が高いんじゃないかなーと思っています。

というのも、我が家に現れるアシダカグモたちを観察していると、ある程度の大きさ以上のアシダカグモはなぜか一部屋に1匹くらいしか見かけないのです。

まったくないわけではないんですが、一つの部屋に大きめのアシダカグモが2匹いると、少し時間が経ってから見てみるとどちらかが惨殺された状態で発見されたりします…(怖

 

なので、もしかすると、おそらく彼らには縄張りがあって、必要以上にお互い近寄らないようにしているんじゃないかなーと思うのですが…

だから、大人のアシダカグモが2匹もリビングにいたとは考えにくいのです。

なので、実際は前日のアシダカグモは卵嚢を持っていたけれど、父はあまり観察力もないし目も良くないし壁紙は白に近いクリーム色だし、

アシダカグモは卵が孵化するまでの期間は卵嚢を持ち歩く

という生態も知る由もない人なので、尚更目に入っていなかったのかもしれません。

まぁ真相は闇の中(掃除機の中?)ですが…

ちなみにこんな本もあるようです。私は持っていませんが…

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アシダカグモも載ってるよ☆

今回のちょっと謎事件について、もしアシダカグモの生態に詳しい方で「こんな可能性もあるよ!」というのがあれば、ぜひ教えて欲しいのでコメント待ってまーす( ̄∀ ̄)

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