ゴキブリを捕食するアシダカグモと人間の共存生活は意外と快適

生活雑記

※アシダカグモやゴキブリの本物画像は一切ありませんのでご安心ください※

こんにちは!

みなさんはアシダカグモってご存知ですか?

通称“軍曹”と呼ばれている大きなクモで、

そのおぞましい外見から害虫と間違えられがちですが

実はゴキブリを捕食する益虫なのです。

今回は、そんな強面アシダカ軍曹と我が家の共存生活をご紹介します。

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アシダカグモに慣れていく人間たち

我が家にアシダカグモが初登場した時、

それはもう大騒ぎでした。

アシダカグモにも成長の度合い等によって大きさに差がありますが

その時我が家に現れた軍曹は、とりわけ大きく成長した軍曹だった事もあり

家族総出で駆除してしまった事を、思い出しては時々申し訳なく思い、反省します…

あれだけ大きく成長したアシダカ軍曹なのだから、

きっと相当に俊足で、狩りの腕前も確かなものだったんだろうなぁと^^;

 
我が家のアシダカグモとの衝撃的な出会いの後、

アシダカ軍曹はゴキブリを食べる益虫である事を知った我が家。

家族会議の結果、満場一致で

今後、家の中でアシダカグモを見かけても駆除はしない

という新たなルールが制定されました。

でもそうは言っても、最初のうちはなかなか慣れませんでした…

アシダカ軍曹は、たいてい唐突に現れます。

俊敏な動きだから、人間の感覚からすると

瞬間的に視界に現れるように感じるから、なのかもしれません。

視界の端にふと黒っぽい何かが映ったな、と思って何気なくそちらを見ると

ジッ…といるんです、軍曹が。

たとえ益虫と頭ではわかっていても、やっぱりあの衝撃的なルックスは、

見つけた瞬間、心臓がぎゅうっと痛みます…

 
そんなアシダカグモと共存する道を選んだ我が家も、ルール制定からそろそろ15年。

年々アシダカ軍曹への耐性も着実に身に付いてきている我が家。

今では「今年はキッチンにアシダカグモがいないね」

「お風呂場には2匹いるね」

「脱皮したみたいだね」

「なんか今年、軍曹の数少ないよね?」

などといった会話がナチュラルに交わされています。

出会った当時はあんなに恐ろしい存在だったアシダカ軍曹も、

今ではもはや、夏の風物詩のような存在に。

そして、軍曹の数が少ないと感じる年は

やっぱりゴキブリに遭遇する頻度が多いのもまた、事実。

やっぱりアシダカ軍曹は立派な益虫なんですね。

 
 

アシダカグモとの共存生活で気をつける事

ちょっとだけ奇妙な、アシダカグモとの共存生活をお話しましたが

アシダカグモと生活するにあたって、いくつか注意する事もあります。

・ゴキブリ駆除用のホウ酸団子などの類は設置しない

毒に侵されたゴキブリをアシダカグモが捕食して死んでしまうので

我が家ではホウ酸団子などの毒入り餌の類は一切設置しません。

ホウ酸団子を設置しなくても、アシダカグモがゴキブリを食べてくれるので

家の中でゴキブリを見かける頻度も非常に少ないです。

ちなみにアシダカ軍曹は夏をピークに、春~秋にかけてほぼ毎日みかけます。

夏場などは各部屋にほぼ1匹ずついます。

人間がそのように設置したのではなく(当然ですが)、

毎年いつの間にか自然とそうなっています。

・縄張りがあるのかも?

ごくたまに、アシダカグモが同じアシダカグモを噛み殺したと思われるような

アシダカグモの死骸を見かける事があります。

家の中の各部屋にほぼ1匹ずつの割合でアシダカグモがいると書きましたが

同じ部屋に2匹以上のアシダカグモがいる状態はあまり見かけない事から

アシダカグモにも縄張りがあり、

時には縄張り争いで命を奪い合うような激しいバトルになってしまう事もあるようです。

人間にはあまり関係のない話かもしれませんが、

アシダカグモの無残な死骸を見かけたら、ちょっとびっくりするかもしれないので

一応注意事項として挙げておきます。

・脱皮する

クモは脱皮をする昆虫なので、アシダカグモも脱皮をします。

その抜け殻は非常に繊細で、本物のアシダカグモと見間違るほど。

床にアシダカグモの抜け殻が落ちてて「軍曹が死んでる!!!」と

驚く事があるかもしれませんが、

それはもしかしたら脱皮した抜け殻かも知れませんので、よく観察してみてください。

体の所々が千切れていたり、脚が空洞になっていたりしたら、それは抜け殻です。

・フン

アシダカグモも生き物なので、フンもします。

アシダカグモのフンは、ちょうど鳥のフンがそのまま小さくなったような見た目で

直径5mm程度の白い液体が固まったような感じのもので、ニオイは全然ありません。

フローリングであれば、濡らした雑巾でこすれば普通に拭き取れます。

我が家ではよく床の隅っこなどに2、3個ほど、まとまって落ちています。

 
 

まとめ

アシダカグモとの共存生活をご紹介しましたが、いかがでしたか?

虫が苦手な人にとっては考えられないような生活かも知れませんが

アシダカグモと一緒に暮らしていると、滅多にゴキブリを見なくなるので

ゴキブリが心底嫌いだという方にはぜひオススメしたいです。

基本的にアシダカ軍曹の方から人間に近寄ってくるような事はないので

軍曹の方から適切な距離を取ってくれますし

その見た目にさえ慣れてしまえば、

アシダカ軍曹も案外かわいく見えるかもしれませんよ^^

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