こんにちは!
先日、職場で同僚の女性とかなり近距離で作業をしていた時の事。
偶然、同僚女性の頭のすぐ上に私の顔があるというフォーメーションになったのですが、
その際に同僚女性の頭皮から油っぽいニオイが立ち上ってきました。
また別の日、美容院にて髪を切ってもらっていた時の事。
私の隣の席には男性が座っていました。
その男性はカットが終わり、シャンプーのためにいったん席をはずし、
シャンプーが終わるとまた戻ってきました。
そして男性はスタイリストによってドライヤーで髪を乾かす段階に入ったのですが、
ドライヤーの風向きがこちら向きになった際に、シャンプーの良い香りがすると思いきや、
風に乗って運ばれてきたのはあの例の油っぽいニオイ…
シャンプーしたばかりにもかかわらず、ですよ?
頭皮の油っぽいニオイ…これは男女に共通するニオイなのだなと感じると同時に、
もしかしたら私の頭皮もこんなニオイを発しているのかも?!
でも同僚女性も私も美容室で隣になった男性も、
まだ加齢臭を発するような年齢ではありません。
それでも頭皮から油っぽいニオイがするのは、どうして…?
気になったので、頭皮の油っぽいニオイについて調べてまとめてみました。
もし今は頭皮からニオイを発していなくても、これから夏に向けて
頭皮はニオイを発しやすくなるのは間違いありませんので、
今からしっかり対策を取っていきましょう。
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目次
油っぽいニオイの原因
皮脂の過剰分泌
頭皮は、Tゾーンの2倍もの皮脂を分泌しますが、
皮脂そのものは本来無臭です。
そもそも頭皮の皮脂の役割は、頭皮や毛髪にうるおいやなめらかさを与えて保護し、
同時に頭皮を弱酸性に保つ事で雑菌の繁殖を抑制する事です。
皮脂と汗が合わさる事で形成される皮脂膜が、
頭皮に限らず私たちの皮膚をコーティングして紫外線などから保護してくれています。
そんな皮脂が過剰分泌されると…
毛穴に詰まって酸化する→臭くなる
皮脂を食べる雑菌が増殖して脂肪酸を排出する→臭くなる
という流れが構築され、頭皮が悪臭を放つようになるのです。
なぜ皮脂が過剰分泌されるのか?
皮膚が過剰分泌される原因はいくつか考えられます。
・髪の洗い過ぎ
一日に2回以上髪を洗う方は、洗い過ぎです。
髪を過剰に洗い過ぎると、頭皮表面の常在菌を必要以上に除去してしまう事になります。
すると、常在菌によって繁殖が抑制されていた雑菌が増殖を始めます。
常在菌よりも生命力が強い雑菌という事は、つまりそれが持つニオイも強いというわけです。
・生活習慣の乱れ
脂肪分の多い食事や糖分、そして動物性たんぱく質は、皮脂の過剰分泌の原因になります。
また、アルコールの過剰摂取や不規則な食事時間も原因になります。
食事だけではなく、睡眠不足やストレスなども原因になります。
油臭さの改善策
・自分に合ったシャンプーを使う
自分の肌に合わないシャンプーを使い続けると、頭皮のトラブルの原因となります。
特にドラッグストアなどで安価で手に入るようなシャンプーには
洗浄力が強すぎるものが多く、必要な頭皮の皮脂まで洗い流してしまいます。
シャンプー選びは、慎重に行いましょう。
・正しい頭皮の洗い方を心がける
詳しくはこちらの記事をご参照ください。
・生活習慣を整える
脂肪分、糖分、動物性たんぱく質、アルコールなどの過剰摂取は控え、
野菜や果物を意識して摂り、頭皮に栄養が届くようにしましょう。
睡眠時間はちゃんと確保し、ストレスも上手に処理しましょう。
ニオイが発生しやすいNG行動
・シャンプーは、朝よりも夜に!
頭皮の皮脂が油臭さの原因なので、汗や皮脂を放置すると、
雑菌が増殖し、ニオイの原因になります。
就寝前に髪を洗って頭皮を清潔にし、ドライヤーでしっかり乾かしてから寝ましょう。
一度洗い流された皮脂膜は、4~8時間で新しい皮脂膜を形成します。
皮脂膜は紫外線から頭皮を保護する役目がありますが、
朝シャンプーだと、皮脂膜の形成が不十分のまま強い紫外線を浴びる事になり、
毛髪損傷の原因となってしまうのです。
・油分たっぷりの整髪剤は使わない!
髪型のスタイリングに使う整髪剤にはローション、スプレー、リキッドなど
色々なタイプがありますが、皮脂分泌が多い場合は油分が多いポマードやリキッドは
避けた方が無難です。
まとめ
私の同僚女性も、美容室で隣りになった男性も、
皮脂が過剰に分泌されていたのかもしれませんね。
それぞれの原因が何であるかは、私には知る由もないですが、
頭皮のニオイから始まって頭皮の健康について学ぶ良いきっかけになったと思います。
これからニオイが気になる季節になりますから、
今からちゃんとニオイ対策をとっていきましょうね!
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