意外と都会でも出会える!野生のカブトムシの捕まえ方をご紹介


こんにちは!
前回の記事では、カブトムシの生態や特徴を解説しました。
カブトムシの生態がわかってくると、今度は実際に飼ってみたい!という欲求が
生まれてくる場合もあるのではないでしょうか^^
というわけで今回は、野生のカブトムシを捕まえる方法を解説していきます。
スポンサーリンク

準備

雑木林の中などは普通の地上よりも歩きにくく、更に危険な生き物もいます。
カブトムシを捕まえるための道具を用意し、
動きやすく汚れてもOKな服で取り掛かりましょう。

服装:
・帽子…熱中症の予防、木の枝や危険生物から頭部を守る
・軍手…カブトムシを捕まえる時や木を触る時にケガをしないように手先を守る
・長袖&長ズボン…虫刺されやケガ防止のために肌の露出は極力控える

持ち物:
・虫かご…捕まえたカブトムシを入れて持ち運ぶ
・虫取り網…手が届かないほどの高い場所にいる虫を捕る時に使う
・歩きやすい靴…スニーカーがおすすめ。サンダルは危険。
・タオル…汗を拭くほかに、首に巻く事で服の中に虫が侵入するのを防ぐ役割がある
・懐中電灯…夕方や早朝に探しに行く際に使う
・蛍光テープ…気に目印をつけるために使う
・シャベル…土を掘るために使う
・薬や絆創膏…緊急事態に備えておく
・水筒…熱中症予防のためこまめに水分は摂る
・カメラ…記録に残したい場合に使う

成虫を捕まえる

夜編
まずは明るい時間に下調べです。
雑木林に到着したら、最初に樹液が出ている木を探します。
特にクヌギ、コナラ、クリ、ヤナギなどは夏の夜に特に多くの樹液を出します。
カブトムシは、雑木林の奥よりは縁(へり)に近い場所や通路沿いに生える木が好きです。
樹液が出ている木からは甘酸っぱいにおいがするので、カナブンや蝶など
様々な昆虫が集まって来ています。
そういった昆虫類を目印に探してみましょう。
見つけたら、夕方や早朝に再び来る際の目印として蛍光テープを幹に貼っておきましょう。
カブトムシは夜行性なので、夕方になると餌を求めて樹液に集まってきます。
夕方の早い時間帯は小さいカブトムシ、深夜0時を回る頃になると大きなカブトムシが
活発になる傾向があります。
時間を変えて何度か見に行くのがカブトムシを捕まえるコツです。

スポンサーリンク

昼編
基本は夜行性のカブトムシですが、昼間でも樹液に集まっている場合があります。
また、木の上や木の根元の落ち葉の下で休んでいることもありますので、
木の根元の落ち葉をどかしたりして探してみましょう。
罠を使う編
・フルーツトラップ
カブトムシが好きなフルーツを木に吊るしたり、根元に置くなどしておびき寄せます。
フルーツトラップにおすすめのフルーツは、少し古くなったバナナやパイナップルです。
フルーツを皮ごと切り、黒砂糖と焼酎をまぶして
1日太陽の光に当てたものを、不要なストッキングやネット類に入れて仕掛けます。
夕方ごろに仕掛けて、夜や翌朝に見に行きましょう。
・人工樹液
樹液が出ている木というのは実はあまりないので、人工樹液を作っておびき寄せる作戦です。
赤ワイン50ml、水100ml、酢25mlを鍋に入れて火にかけ、
黒砂糖30gを溶かしてしっかりと煮詰め、アルコール分がなくなったら冷まします。
これをスポンジなどにしみ込ませたものを木の幹に結び付けておき、
カブトムシがやって来るのを待ちます。
・明かり
カブトムシには、明かりに飛んでくる習性があります。
白い布の前で蛍光灯ランタンの明かりを灯すと、カブトムシが飛んでくることがあります。
木の間に紐を貼り、白い布(シーツやTシャツなど)をかけ、その前でランタンを灯します。
もし雑木林の近くに街灯や自動販売機がある場合は、
その明かりめがけて飛んでくる場合もあります。

※ここでの注意点※
樹液は、幹をわざと傷つけて出てくるものではありませんので
むやみに木を削るなどして傷をつけないようにしましょう。
また、蛍光テープを貼る・罠をしかける等する場合は
必ずその土地の所有者や管理者に許可をもらいましょう。

幼虫を捕まえる

カブトムシの幼虫は、クヌギやコナラの木の根元の落ち葉の下や
腐葉土の中、朽ち木の下の地面、畑の堆肥の中などにいます。
秋や春なら深さ10センチくらいの場所にいる場合が多いですが
冬は寒さをしのぐためにもっと深くに潜っています。

まとめ

カブトムシを捕まえる方法、けっこうありますね!
ホームセンターに行けば労せずともカブトムシは手に入りますが、
大自然に生きる野生のカブトムシに会いに行くのも、
お子さんと紡ぐひと夏の思い出としては素敵なエピソードになると思います。
この夏はお子さんとカブトムシを捕るさまざまな方法を模索してみてはいかがですか^^

コメント

タイトルとURLをコピーしました