こんにちは!
もうすぐ今年も終わってしまいますね。
12月といえば、働く大人の皆さんの中にはお歳暮を贈ったり
贈られたりする方もいらっしゃいますよね。
私の実家も自営業だったので、毎年この時期になると
ちょっとお高い明太子をまとめて購入して、
お世話になっている取引先や会計士さんや母方の実家などに一斉に贈っています。
お歳暮というものは
「一年間お世話になりましてありがとうございました」
「来年も引き続きよろしくお願い致します。」
という、日ごろの感謝の気持ちを込めて贈るものになりますが、
実家を出て一人暮らしをしている働く人にとって思い浮かべるのが
「部屋を貸してもらっている大家さんには贈るものなのかな?」
「実家を出たから、実家にも贈ったほうがいいのかな?」という疑問。
私自身も一人暮らしを始めてから最初の冬に気になった事なので、
まとめて解説したいと思います。
一人暮らし…大家さんへのお歳暮は必要?
少し前の時代までは、部屋を借りて一人暮らしをしている人が
大家さんにお歳暮を贈るのは普通の事でした。
当時は大家さんと部屋を借りている人(賃借人)との関係は
契約や毎月の家賃の支払いなどを直接行っている場合が多かったために
顔見知りやご近所さん以上の関係でしたので
そのような関係の中でお歳暮やお中元を贈るのは自然の流れのように感じますね。
しかし現在では、大家さんと賃借人の間には仲介業者が入り
家賃の支払いは銀行振り込みや自動引き落としで済ませられるようになり
契約や更新や設備トラブルなどの際にも管理業者が全てを代行してくれるので
大家さんと賃借人が直接対面する場面がほぼなくなりつつあります。
賃借人が大家さんの顔を知らない事のほうが多い時代になっています。
そのような関係性の中では、きちんと契約通りの金額と期日で
支払うべきものさえ支払っていれば、お歳暮は贈らなくても支障ないのでは?
という考え方も増えてきつつあるようです。
実際、私の周りで一人暮らし経験者の20代~40代の知人数名に話を聞いてみたところ、
大家さんにお歳暮を贈っている(または贈っていた)という人は誰もいませんでした。
ただ、大家さんの立場で考えると、お歳暮を贈られて悪い印象を抱く事はないはずなので
「贈っても贈らなくても問題はない」という認識で良いでしょう。
ただ、日頃から大家さんに食べ物をおすそ分けしてもらっていたり
部屋の設備不具合の報告や修理の依頼などを直接大家さんとやり取りしているような場合は
お歳暮を贈ったほうが好印象なのは間違いないですね。
一人暮らし…実家へのお歳暮は必要?
次に、実家へのお歳暮ですが、結論から申し上げますと「贈らなくて良い」でしょう。
就職や転勤などで実家を出ても、独身のうちは実家にはお歳暮は贈らず
結婚して自分の家庭を持つようになってから贈る習慣が出来たという人が多いようです。
お歳暮よりも、実家のお父様やお母様の誕生日や記念日などを選び
日ごろの感謝の気持ちを込めて贈り物をしたほうが喜ばれるかもしれませんね^^
お歳暮を贈る場合の注意事項
最後に、ここまで読んで「やっぱりお歳暮を贈ろう!」と決めた方のために
いくつか注意事項を挙げておきます。
・一度贈り始めたら関係がなくなるまで贈り続けるのが一般的
お歳暮は、基本的に今後もしばらく(数年単位で)お世話になる関係が続くお相手に
贈るのが一般的とされています。
なので、ずっと同じ部屋に住んでいるけど年によって贈ったり贈らなかったり…という
気分屋のような行動は、大家さんから「おや?」と、怪訝に思われるかもしれません。
・地域によってお歳暮を贈る時期が違う
お歳暮を贈る時期は、
関東:12月1日~20日
関東以外:12月13日~20日(=正月事始め)
が一般的と言われています。
ただし、お歳暮は今年中に届けられればOKという認識なので
20日を過ぎてしまったとしてもそこまで気にしなくて大丈夫。
むしろお歳暮の内容がお正月向けの生鮮食品の場合なら
年末ぎりぎりに届くほうが相手に喜ばれます。
・宅配業者は繁忙期なので早めに手配するべき
12月に入ると世間全体が慌ただしくなり、物流量も増えます。
宅配業者もこの時期は超繁忙期になるので
贈り物が通常のペースよりも遅れる可能性が高くなります。
お歳暮を手渡しではなく宅配業者に依頼する場合は、余裕を持った日程で手配しましょう。
少しでも参考になれば幸いです。
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