つわり予防にアルカリ性の食べ物が良いという噂は本当?

料理

つわり予防にアルカリ性の食品が良いといった話を聞いたことはありませんか?

アルカリ性の食品って何?体でどんなことが起こるの?
と疑問がわいてきますよね!

これについてまとめてみました。

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なぜアルカリ性の食べ物がつわりを予防するのか?

本来人間の体液は弱アルカリ性に保たれているんですが、
妊婦さんの体内が酸性状態に傾いていると
アルカリ性不足を訴えるために「つわり」の症状が出る事があります。

つまり「今の体の状態では子供を育てていくには厳しい状態ですよ~」
と体が訴えているって事ですね。

妊婦さんではない人でも体が酸性寄りになってくると
免疫力が低下して、さまざまな病気を引き起こす可能性が出てきます。

早く体のバランスを弱アルカリ性に戻してあげる事が重要なんです。

では体液そのものは酸性やアルカリ性に変わるのか?
といった疑問がわいてきますが、決して変わるわけではありません。

人間の体内では栄養素の代謝などによって常に酸が作られているのですが
主に腎臓の働きによって余分な酸を排出するなどして一定の数値を保ってるんです。
人間の体ってすごいですね~!

つわりの症状が出始めてから食べるのでは遅い?

ここで少し酸性食品について。

酸性食品とは肉類や魚介類・卵・穀類・砂糖などがあげられます。

お米が好き、肉が好き、野菜は食べているようで意外と食べていない、
お菓子をよく食べる、アイスクリームが好き。

このような生活をされている方は意外と多いかもしれません。
これではビタミン・ミネラルが不足してしまいます。

逆にアルカリ性食品が体に良い理由としては、
ビタミン・ミネラル・抗酸化性ポリフェノールなどを豊富に含んでいる
野菜や果物・大豆製品・海藻・キノコ等を中心に食べることで
腸内環境・体の代謝が良くなる事があげられます。

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この事は妊婦でなくても重要ですよね~。
ましてや、おなかに子供がいる状態ではとても大切な事です。

子供は母親の体から必要な栄養分は奪っていきます。
母親の栄養が足りないと良い健康状態が保てなく
症状が出始める前から気にかけて食べる方が良いと言えますね。

また、体がアルカリ性状態(ビタミン・ミネラル等)充実していると
つわりが起こりにくく、または起こらないと言われています。

つわりは4週目から12週目前後で起こる現象なんですが、
症状が重い人にとってはつらいものですよね。

しっかり食べて体を元気に保ちましよう。

いつ頃から、どれくらいの量のアルカリ性の食べ物を食べればいいのか?

野菜では色の濃い野菜(緑黄色野菜)は100g/日
色の薄い野菜(淡色野菜)は200g/日
果物 100g/日
海藻は10g~30g/日
イモ類は50~100g/日等がおすすめです。

つわりが出始めると、具体的には

野菜:キャベツ、レタス、茄子、プチトマト、じゃが芋、さつま芋(焼き芋)

果物:バナナ(冷凍にしてもOK)グレープフルーツ、リンゴ、いちご

調理したもの:納豆、切り干し大根(さっと煮る)、
       ひじき煮、酢の物、根菜の味噌汁、たくあん、サンドイッチ

間食:こんにゃくゼリー、ほうじ茶、レモン水、炭酸水、

主食:ごはん、うどん 

などが食べやすいと言われています。

食べられるものを食べられる時に食べるようにしましょう。

野菜ジュースや人参ジュースなどは
摂りすぎになる場合もあるので少し控えめにしてくださいね。

砂糖が沢山入った炭酸ジュース・果物ジュースなどは糖質の摂り過ぎにもなるので、
出来れば無糖の飲み物にしてくださいね。

アルカリ性の食べ物が体い良いと言われているようですが、
体液がアルカリ性に傾きすぎるのも不健康な状態ですので
基本は偏った食べ方をしない事が大切です。

野菜中心に肉類・魚貝類・卵・豆・豆腐類などのタンパク質、
エネルギーを作るための穀類(雑穀を含む)物をバランス良く食べましょう。

日頃から食卓に主食・タンパク質・野菜の3種類が並ぶように
食事のバランスをとってみてください。

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