狂犬病の予防接種を受け忘れた場合に飼い主がやるべき事

生活雑記

こんにちは!

犬を飼っているみなさん、今年の狂犬病の予防接種はもう受けましたか?

既に畜犬登録を済ませたご家庭には、
毎年季節が春に変わる頃になると狂犬病予防接種のお知らせ葉書が届きますね。

でも、日々の忙しさにかまけてハッと気がつけば、
既に集団予防接種の日程が過ぎていた!という事も…

今まで毎年欠かさず集団予防接種を受けていたのに、
今年に限って忘れてしまったら、どうすればいいのか慌ててしまいますよね。

でも、そんな場合でも慌てなくても大丈夫です。
今回は、狂犬病の予防接種を忘れてしまった場合の対処法についてまとめました。

スポンサーリンク

狂犬病の予防接種はどうして必要なの?

狂犬病は、犬や猫、野生のキツネやコウモリなど、
哺乳類全般に感染のリスクがあります。

そして狂犬病ウイルスに感染した動物に咬まれることにより、
狂犬病ウイルスが体内に侵入して発症します。

また、それらの動物の唾液が、人の傷口に付着することでも発症します。

日本では狂犬病を発症した人は1957年が最後とされていますが、
その感染源は猫に噛まれたことによるものだったという記録があります。

一度発症すると、感覚麻痺やけいれんなどの神経症状があらわれます。
その後、全身の臓器に障害がおこり、やがて死にいたるという、
とてもおそろしい病気です。

現代の医療技術をもってしても明確な治療法が確立しておらず、
致死率はほぼ100%と言われて今す。

以上の理由から、狂犬病を防ぐには、予防接種がかかせないのです。
『犬を飼う』ということは、
『狂犬病の予防接種を受ける義務がある』ということなのです。

ちなみに、もし予防接種を受けていない犬が
狂犬病を発症した場合、その犬は安楽死となるか、
数日苦しんだ後に命を落とす道しかありません。

スポンサーリンク

もし自分の大事なペットのワンちゃんが
予防接種を受けていなかったばかりにそんな悲しい事態になってしまったらと思うと、
絶対に予防接種を怠ることは出来ませんね。

集団接種の日程が過ぎていた!どうすればいい?罰則はあるの?

狂犬病の予防接種は、毎年4~6月に行われますが、
住んでいる自治体によって異なります。

飼い犬を登録している市町村から必ず毎年通知はがきが届くので、
まずは日程を確認し、忘れずに受けに行きましょう。

引っ越しをした際は、犬の登録も引っ越し先の市町村へ変更をしておきましょう。

万が一、集団接種日を過ぎてしまった場合でも、焦らなくて大丈夫ですよ。

故意でなければ、受けに行かなかったことへの罰則はありませんし、
個人で動物病院に予防接種を受けに行けばOKです。

ちなみに、故意に予防接種を受けなかった場合は、
『狂犬病予防法』違反として、20万円以下の罰金があります。

予防接種は毎年受ける義務がありますから、
1年に1回は必ず忘れずに行くようにしてくださいね。

動物病院で予防接種を受ける場合は、まず病院に確認の電話をしましょう。
「狂犬病の予防接種を受けたいのですが」と伝えれば、
予約などの対応をしてくれますよ。

費用は、集団接種の場合と、動物病院で受けた場合、
どちらも変わらず3,000円程度です。

ただし、個人でその動物病院に行くのが今回が初めてという場合は、
動物病院によっては人間と同じように初診料がかかる場合がありますから、
事前に電話で確認しておくと安心ですね。

大切な家族を守りましょう

狂犬病のおそろしさ、予防接種の重要性について、ご理解いただけましたか?

「今は狂犬病を発症したなんて話は全然聞かないし、
予防接種なんて1,2年くらいサボったって平気でしょ♪」
という人もいますが、

狂犬病を発症したというニュースを全く耳にしなくなったのは、
ワンちゃんの予防接種が義務付けられた成果の証なのです。

大切な家族であるワンちゃんを感染源にしてしまわない為に、
飼い主さんはしっかりと予防接種を受けに連れて行ってくださいね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました