出雲大社近くの稲佐の浜で採った砂は清められた厄除け砂と交換できる

出雲大社

こんにちは!

出雲大社には毎年旧暦の10月になると

全国から八百万の神様が集まるという話は有名ですが

その神様たちは出雲の国に到着して上陸する際には

出雲大社近くの「稲佐の浜」と呼ばれる浜から上陸すると言い伝えられています。

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アクセス

車では3分ほどで着きますし、

稲佐の浜には専用駐車場もありますが

徒歩では15~20分ほどかかります。

ちなみに上記に示したルートは「神迎の道」と呼ばれ

八百万の神様が上陸後にこの道を通って出雲大社に向かうと言い伝えられています。

神様たちと同じルートを辿って出雲大社を目指してみるのも面白いかも知れませんね。

 
 
弁天島

稲佐の浜で、ひと際目を引く赤くて丸い岩。

真ん中には鳥居が見えて、稲佐の浜にぽつんと一つだけありますが

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この岩は、かつて弁財天を祀っていた事から「弁天島」と呼ばれています。
(現在は海の神様が祀られています)

 
 
屏風岩

稲佐の浜から50mほど入った山手にあります。

高天原からの使者として派遣された武甕槌神(たけみかづちのかみ)が

この岩を背にして、大国主神と国譲りの話し合いをされたと伝えられています。

因幡の白兎神話で大国主神が優しい心の持ち主である事は十分に感じましたが

自分の努力と知恵で築き上げた立派な国を

天照大御神が横から「ちょーだい」と言ってきても

怒ったりせずに冷静に話し合って、喧嘩もしないで本当に国を譲ってしまうのだから

大国主神は本当に心が優しいんですね…

 
 
「稲佐の浜」の砂を…

出雲大社の御本殿の北側にある「素鵞社(そがのやしろ)」に

稲佐の浜から持ってきた砂を納め

持ってきた砂と引き換えに、素鵞社で清められた砂を自宅に持ち帰り

その砂を庭に撒くと、厄除けになると言われています。

出雲では新しく家を建てる時にはこの砂を撒く風習があります。

 
清められた砂を持ち帰りたい場合は、

稲佐の浜の砂を持ち込む事が交換条件となっています。

なので、小さめのビニール袋やチャックが付いた袋を2枚用意しておくと良いですね。

また、手を汚したくない方は小さめのスコップか、

使い捨てのスプーンを用意しておくと作業が楽になりますね。

 
 
少しでも参考になれば幸いです。

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