夜行バスを使うと脚がむくむ人への予防策やおすすめグッズなど

こんにちは!

夜行バスに乗ると、やっと目的地に到着したのに
脚がむくんで重ダルい…そんな経験、ございませんか?
せっかく遠方へ来たんだから、脚をむくませている場合じゃないですよね!
どんどん歩いて、美味しいものを食べたり非日常的な景観を散策したり、したいですよね!

そんなあなたのために、
夜行バスで脚がむくむ原因や、予防策、
そしてむくみ対策としておすすめグッズなどをご紹介していきます!

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夜行バスに乗ると脚がむくむ原因

それはズバリ、長時間同じ姿勢を続ける事によって脚の血流が悪くなる事にあります。
私たちの体のの皮下には、細胞、毛細血管、リンパ管などがあります。
血液は毛細血管を通って酸素や栄養を細胞に届け、その細胞は老廃物を血管やリンパ管に流しています。
心臓から送り出された血液が全身をめぐって二酸化炭素や老廃物を回収して再び心臓に戻ってくるとき、
体の末端である脚は心臓から最も遠い位置にあるので、
血液が心臓に戻るのに他の部位よりもパワーが必要で、
更に重力にも逆らって心臓に向かって流れていかなくてはなりません。
しかし、末端でパワーが尽きて血流が悪くなりそうになっても、
「第二の心臓」の異名を持つふくらはぎの筋肉がポンプの役割をして、心臓へ血液を戻す力となって働きます。
それが、高速バスのように長時間座りっぱなしの姿勢だと筋肉が動きません。
すると、血液や細胞、リンパ液のそれぞれの働きが悪くなり、余分な水分が細胞間に溜まり始めます。
これが、むくみの正体です。
ちなみに、むくみは男性よりも脚の筋肉量が少ない女性のほうがなりやすいと言われています。
脚の筋肉量が少ないと、血液や体液を上に向かって押し上げる力が弱いからです。

むくみを予防するために~乗車前の準備編~

むくみの原因がわかったところで、
ここからは夜行バスでむくみを発生させないための対策をご紹介します。

・食事内容に気をつける

塩分の多い食事、アルコール、カフェインの摂取はむくみの原因となります。
コーヒー、緑茶や紅茶などは避けましょう。
飲み物でオススメなのは、ノンカフェインのものやミネラルウォーター、スポーツドリンク。
冷たいと体が冷えてしまい、これもむくみの原因となりやすいので、
常温のものを少しずつ飲むようにしましょう。
一方で、むくみに有効と言われるトマトやバナナを意識して摂るようにしましょう。
コンビニに行けばトマトが入ったサンドウィッチやサラダが売られていますし、
バナナも一本単位で売られていますので、出発前の腹ごしらえにぜひ召し上がってください。
キュウリや海藻類もおすすめ!

・お風呂に入る

シャワーだけで済ませるのではなく、38~40℃のぬるめのお湯に浸ってから乗車しましょう。
ちゃんと入浴することによって、血液の流れが良くなるので、むくみにくくなります。

・服装にも気をつける

スキニージーンズや伸縮性のないタイトな服など、ぴったりと体を締め付けるようなファッションは血流を悪くするのでむくみやすくなります。
乗車時はゆったりしたワンピースや、スカート、パンツにしましょう。

・座席選びに気をつける

夜行バスは、バス会社によってシートのタイプが色々あります。
むくみを予防したいのなら、できるだけ座席の間隔が広いタイプのバスを選びましょう。
座席の間隔にゆとりがあればあるほど、ゆったりと身体を伸ばせます。
さらに、足を乗せられるフットレストや脚を支えるレッグレストなどが装備された車両ならなお良いでしょう。
バス会社によっては、ベッドで寝る時とほぼ同じくらいにまで体を倒せるシートもあります。

・むくみを予防できるグッズを用意しておく

着圧ソックス

こちらは普段からむくみが気になる女性は既に持っているかも知れませんね。
夜行バスなので、夜用のもののほうがオススメです。
着圧ソックスの効用を最大限に活かすため、自分にあったサイズのものを選びましょう!
ウエストまであるものだと体を締め付けてむくみの原因となるので、
ひざ下や腿までのものを選ぶようにしましょう。

レッグウォーマー

脚が冷えると血流が悪くなってむくみやすくなるので、
ふくらはぎや足首を保温してくれるレッグウォーマーを持って行きましょう。

樹液シート

足の裏に貼る事で、毒素を吸ってくれるシートです。
ペラッペラなので、荷物がかさばらないです。

小型マッサージローラー

脚をマッサージ出来るものを選びましょう。
電動のハンディマッサージャーも良いですが、音がするのが気になるところ…なので、
手を使ってコロコロ出来るローラータイプのものをオススメします。

むくみを予防するために~乗車中に心がける事編~

次に、バスに乗ってから気をつける事、やった方が良い事をご紹介します。

・靴を脱いで足を高くし、冷やさない

最初に、バスに乗り込んだらすぐ靴を脱いでしまいます。
それから、できるだけ足を高くする体勢をとり、ふくらはぎポンプの手助けをしましょう!
可能なら荷物を座席の前において、そこに足を乗せておくのも効果的。

シートの上ではあぐらをかいたり、三角座りをしたりしてみるだけでもOK。
空気で膨らますタイプのクッションを持ち込んで、足元に置いた荷物の上にセットしたり、膝の下に入れるのも良いです。
どうしても足を上げられない場合は、足首を回したり、つま先を上げ下げしたりなど小さな動作でも大丈夫。
足の筋肉を動かすことで、足の血液循環が促進され、むくみ解消になります。

・休憩時間はなるべく外に出る

トイレ休憩などでバスが停車したときには、できるだけ車外に出るようにしましょう。
車外で脚の屈伸をしたり、ふくらはぎを伸ばしたりするストレッチをすると
血流が良くなってふくらはぎのポンプ機能が活発になり、むくみ予防になります。
運動する時間がなければ、脚の裏側を伸ばすように意識して歩くだけでも効果的です。

・ツボを押す

むくみをとるツボで代表的なのは、足裏の土踏まずの上部にある「湧泉」や足裏の中心にある「足心」です。
両手で足を持ちながら、両親指でツボを押すように刺激していきましょう。
脚でむくみを感じる部分を直接刺激するのも効果的です。
冷えに効くツボとしては、内くるぶしから指4本分上にある「三陰交」があります。
ゆっくり息を吐きながら静かに押して、息を吸いながら離します。
目安としては、一度に続けて3回程度押すと良いでしょう。
押す力は控えめに。
また、脚を両手で抱え持つようにして、「三陰交」からふくらはぎの内側上部まで、両親指でプッシュしていくのも効果的。
ここには「築賓(ちくひん)」というツボがあり、
主な期待出来る効果は、下半身の血行促進や足全体の冷え、脚のむくみ解消です。

・ツボじゃなくても、とにかくマッサージ!

ツボがどこにあるのかよくわからなくても、ツボに興味が持てなくても、ツボに不信感があっても、
とにかくマッサージはやりましょう!
足首を左右ぐるぐる回すだけで、リンパの流れが良くなります。
膝裏にはリンパの流れが合流しているので、よ~く揉みほぐします。
ここが固まってしまうと、リンパの流れが悪くなり、脚がむくんでしまいます。
グリグリ乱暴に押すのではなく、体をいたわるように優しく揉むのがコツです。
そして仕上げに、足首から膝裏に向かって、ふくらはぎをさすり上げてください。
末端に溜まったリンパ液を、膝裏に流し込むようなイメージで行うといいですよ。
無理に力をこめる必要は全然なくて、本当に「さする」でOK。

さいごに

脚がむくむから、とか、トイレが近くなるから、という理由から、
あまり水分をとらない方もいるようですが、これは逆効果で、適度な水分補給は欠かせません。
必要なのは体内の循環を良くすることなので、常温の飲み物で水分を適度に補いましょう。

ちなみに、目的地到着後のむくみ解消法としては、
到着地の近くの銭湯や温泉をあらかじめ調べておき、到着後にゆったりお風呂に入ったり、
駅ナカやホテル内のマッサージサロンなどを利用するという方法もあります。
ホテルによっては各部屋に出張マッサージの案内なんかも用意されています。

むくみを撃退して、素敵な旅にしたいですね^^

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