ブスが美人に憧れて人生が変わった話(フジコ著)を読んだ感想

本の感想

こんにちは!

 
先日、

「ブスが美人に憧れて人生が変わった話」という本を読みました。

 
なかなかインパクトのあるタイトルですが

その内容には意外と共感出来る部分も多くありました。

 
そこで今回はこちらの本を読み終えて

特に印象的だった部分などを記録としてここに残したいと思います。

 
もしこちらの本を書店などで見かけてどんな本なのか気になって

検索でこちらのページに辿り着いた方がいらっしゃいましたら

参考にして頂けたら幸いです。

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おおまかな内容

フジコさんという女性がブスから元ブスに変身するまでの軌跡を辿ったお話です。

外見もブスで性格はもっとブスだったという、フジコさん。

そんなフジコさんがSNSで趣味を通じて知り合った人たちとのオフ会に参加しました。

そこで出会った美人たちに感銘を受け、自分も変わりたいと思うようになり

美人たちの言動や考え方などを真似する事から始めるうちに

美人に対してフジコさんがこれまで抱いてきた様々な先入観を徐々に考え改め

結果としてフジコさん自身もブスから元ブスになれたという、フジコさんの自伝的な話。

 
現在のフジコさんは雑貨店を経営する一方で結婚もしたようで、

公私ともに順調そうで何よりです。

印象的だったフレーズ

「美人とは単に外見の美しさだけでできているものではない」(P127)

フジコさんはまだブスだった頃、美人を観察しているうちに

美人にはいくつかの共通点がある事に気が付きました。

 
それは、一部抜粋ですが

・よく笑う
・お礼をたくさん言う
・明るくていつも楽しそう
・素直
・自分に手間をかけている

など。

 
これはまさしく私も全く同じ事をちょうど感じていたので

「やっぱりそうなんだ!」

と、自分の中での

「もしかして、美人ってこうなんじゃ…?」

という仮説を見事にフジコさんに本を通じて裏付けて頂けました。

 
私の上司も美人なのですが

上記の美人の共通点のほとんどにあてはまっている方です。

 
社内で様々な人たちと交わすちょっとした言葉でコロコロとよく笑い

そのリアクションの良さや素直な感情表現が会話した相手を魅了して

ますます色んな人から話しかけられるようになるという

好循環が彼女の周りで生まれていますし

一人で仕事をしている時でも穏やかな表情ですし

部下である私に対しても、頼み事をする時やお礼を言う時は本当に丁寧で

逆にこちらが申し訳なくなるくらいです。

そしてここまで丁寧にお願いや感謝をされると、恐縮しつつも

これからも今以上に頑張って期待に応えようという気持ちが自然と湧いてきます。

 
彼女と一緒に仕事をする私以外の人たちも、

きっと自然と同じような気持ちになっているから

「また話したい!」と、どんどん彼女に話しかけるようになるんだろうと思います。

 
私の上司に限らず、美人はそのようにして自分の周りにいる人たちを

何らかの形でポジティブな気持ち(嬉しい、楽しい、感謝など)にさせるのが

得意な人が多いんじゃないかな、と思いました。

 
「他人は鏡」と、しばしば言われますが(詳しくはググってみよう)

美人が持つポジティブな気持ちが相手にも伝わり

ポジティブな気持ちになった相手の気持ちが美人にも伝わり…

そうやってお互いに良い影響を与え合えるようなマインドを持っているから

美人はますます美人になっていくのかも知れませんね。

「美人もブスも、誰の中にもいる」(P187)

運命的な出会いを果たした美人たちに憧れたのをきっかけに

外見も中身もガラリとイメージチェンジに成功したフジコさん。

 
本の帯に小さくビフォー・アフターの写真が載っていますが

それを拝見する限り、たしかに雑貨店オーナーの肩書がよく似合う美人になられたご様子。

 
しかし、フジコさんはここまでの変化を遂げたにもかかわらず

本の中で「美人になった」とは一度も発言していません。

「ブスだったのが元ブスになりました」という表現を使われています。

疲れたり悲しい事があれば、すぐにブスだった頃のフジコさんが出て来るし

反対に嬉しい事があれば、笑顔輝く美人になったフジコさんが出てくる。

いつも美人な自分ばかり出て来てほしいけど、なかなかそうもいかないのが難しい。

そしてフジコさんは、

「この世には100%の美人も100%のブスもいない。美人もブスも、誰の中にもいる」

と明言します。

誰しもが、美人の部分を持っていて、ブスの部分も持っている。

「あの人、美人だな~」と思わず見とれてしまうような美しい人っていますけど、

そういう美人の中にもブスな側面はちゃんと存在しているわけで

フジコさんは「美人な自分」と「ブスな自分」の比率を

本人の努力次第で「美人な自分」を多めに出来るんですよ♪

という事を伝えようとしているのかなと、私は解釈しました。

きっと美人って、自分の中のブスな部分を隠すのが上手か、

あるいは、たゆまぬ努力によって自分の中の「美人」と「ブス」の比率を

限りなく「美人≒100」「ブス≒0」に近づけているのかな~とも考えたり。

 

さいごに

「ブスが美人に憧れて人生が変わった話。」は

電子書籍も出ているので、気になった方は本屋さんまで走らなくてもすぐに読めますよ~

紙媒体よりも約300円ほどお安く買えるのも魅力的。

今回、本文の内容はだいぶ端折ってありますが

本文には、フジコさんがブスとして歩んできた道のりや

美人に憧れてから、具体的にフジコさんが起こしたアクションの数々が公開されていて

美人を目指す身として勉強になったのはもちろんなのですが

 
美人になるためにフジコさんが実践した数々の方法の中には

社会人としてのコミュニケーションスキルがもうワンランク上がるような

ちょっとしたコミュニケーション術なども紹介されています。

個人的には外見磨きよりもそっちの方が勉強になったかもな~と感じました。
(特に、じっくり見たいのにグイグイくるショップ店員さんと良い距離感を保つ方法とか)

 
「美人」「ブス」など直接的な単語がタイトルに盛り込まれているので

買うのに抵抗ある方もいらっしゃるかもしれませんが

読み終えた身としては、素直に「読んで良かったな~」という気持ちが湧いてくる本なので

興味がある方はぜひ読んでみてくださいね^^

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コメント

  1. らんらん より:

    フジコさんありがとう‼本音そううなずきました。私は性格ブス〜ただカワイイ職場の先輩をみて変わりました‼楽しく読みました‼読者苦手な私が大好きな本ありがとうございます‼

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