こんにちは!
しばらく前に買ったナツメグ、
ハンバーグを作るときに入れたくらいで余っていませんか?
比較的身近なスパイスですが、他の使い道が思いつかず
なんとなくそのままにしてしまいますよね。
賞味期限も近いし、沢山入れられるレシピってあるのかな?
そんなことを考えたあなた。
ナツメグはハンバーグ以外にも使える料理がたくさんあるんです。
しかし、過剰に摂取することで体への悪い影響もありますから
実は注意が必要なスパイスなんです。
ナツメグは正しく使えば体に良いことだらけ
まずは、ナツメグの良い効果をご紹介します。
ナツメグには整腸作用があるので、下痢や便秘、
食べ過ぎてしまい気持ちが悪い時など
お腹の調子が悪い時に役立ちます。
また、食欲増進効果が期待できるので
夏バテなどの食欲がないときに利用するのもおすすめです。
さらに、その独特な甘い香りでリラックス効果、
疲労回復効果も期待できます。
ナツメグは一度に多く摂り過ぎると命の危険が!
しかし、食べ過ぎると最悪の場合、命に関わることもある
危険な食材でもあるのです。
それはナツメグの「メスチリン」という香り成分によるもので
過剰摂取によって、めまいや幻覚などの神経症状、
動悸やけいれん、脱力感や脱水症状が起きることもあります。
過剰摂取で危険とされる量は、
成人で10g以上、子供だと5g以上です。
普段の料理に使う量は、だいたい0.2~0.5g程度ですので
心配はいらないのですが、
あやまって、ビンごと料理に入れてしまった場合などは
絶対に食べないようにしましょう。
また、賞味期限が近いからと
量を気にせず使ってしまうことも危険ですのでやめましょう。
量の目安としては、
市販の小さいビンを5~6振りすると約0.2gです。
200gのひき肉でハンバーグを作る場合、
使用するのはこの程度ですので
あまり神経質になる必要はありませんね。
ナツメグと相性の良い料理
では、ハンバーグ以外にはどんな料理に利用できるのでしょうか。
相性の良い料理は実はたくさんあります。
代表的なのはカレー。必ず入れます!
というご家庭もあるほどで、食欲も倍増しそうです。
個人的におすすめなのは、グラタンやシチュー。
ナツメグが乳製品の臭み消しをしてくれて
味に深みが出ますよ。
他にも、ロールキャベツ、コロッケなど、
ひき肉料理全般と相性が良いので
色々試してみるもの楽しいですね。
意外ですが、ナツメグはクッキーやパイなどの
お菓子作りにも向いているスパイスです。
ほんの少し加えるだけで、独特でスパイシーな甘い香りが
ワンランク上の仕上がりにしてくれますよ。
美味しいお菓子には、ナツメグを一振りしたホットミルクはいかがでしょう。
おやつの時間がより一層、リラックスタイムになりそうですね。
ナツメグを上手に活用しよう
ナツメグの良い効果、危険性についてご紹介しました。
正しく使えば体に良いスパイスですので、
ハンバーグに使って終了、ではもったいないですね。
色々な料理やお菓子作りに上手に活用していきましょう。
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