笠森観音に行く~黒招き猫のご利益・祈願ハンカチ・回廊からの眺め 編~

千葉県の観光名所


こんにちは!

さてさてお待たせしました、前回の記事の続きになります。

前回は笠森観音の駐車場から境内入り口までを写真とともにお伝えしてきました。

ここからは境内の様子や噂の黒招き猫、そして回廊から観られる景色の話です^^

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黒招き猫のご利益について

境内入って右後ろには、トイレがあります。

境内に入ると左手に見える、お店たち。

この縁起家・古壺(ここ)では、有名な黒招き猫が売られています。

以前、ヒルナンデス!でも取り上げられたのでご存知の方も多いかもしれません。

この黒招き猫、大きさやセットなど色々タイプがあるのですが
全国から届くご利益の報告が断トツに多いのは、大小2匹の黒招き猫セットなのだそう。

いっぱい黒猫いてわかりにくいですけども(笑)この写真中央の座布団3枚の上に座っているのがそう。
どちらか1匹だけではダメなんですって。
また、金の俵付きの黒招き猫は、たまーに商売繁盛の報告があるだけらしい。

だからやっぱり、シンプルにこの2匹の黒猫だけが一番良いみたいです。

右手を上げている猫が金運を、左手を上げている猫が人を呼び込みます。

この2匹を対にして置くことで福を呼び込むのだそうです。
うん、よく売れているのがわかります(笑)

黒招き猫のペアは税込1,000円。

この黒招き猫を東・南東・南の方角に向けて玄関に置くのです。

で!黒招き猫の下に座布団を敷いてやるのですが
この座布団の種類によって、叶えたいご利益の内容が選べるのです。

赤:浄化・招福・子授け

オレンジ:家庭円満・エネルギー補充

金:金運・仕事運

緑:健康長寿

青:学業成就・交通安全

ピンク:良縁

例えば「交通安全も良縁もお願いしたいわ~」といった場合は、
ピンクと青の座布団をそれぞれ買い、最初の写真のように座布団を重ねて敷きます。

更にこの座布団には金の龍柄のものがあり、
こちらは何色を選んでも+金運・仕事運が最初からついてくるお得な座布団だそうです(笑)
…となると、金の龍柄で更に金色の座布団を選ぶとどうなるの?という疑問が生じますが
こちらは例えば「宝くじで高額当選したい!」とか「競馬で大穴を当てたい!」といった方向けだそうです。

座布団は税込500円、金の龍柄座布団は税込1,000円。

古壺さんの店内には黒招き猫の他にもいろいろな縁起ものが売っていました。

古壺さんの隣には、「くろねこカフェ」。
ここではかわいい黒猫グッズがたくさん売られています。
(たま~にチーバ君やイノシシグッズもあり)こういうのが好きな人は散財しちゃいそうですね~^^


カマキリがおる…

カフェなので、コーヒーやおしるこなどが店内で食べられます。

 

古壺さんの反対側には祈願ハンカチ売り場。

祈願ハンカチとは、お堂の中に願い事を書いて括り付けると願いが叶うといわれているものです。一枚200円。

さて、道を進むと手水舎が左手に見えてきます。
写真だとちょっとわかりづらいですが、珠を持った龍の口から水が出てきています。
ん~ご利益ありそうですね~^^

いよいよ笠森観音堂へ

お堂の下まで来ました。

ここからは土足厳禁なのでここでスリッパに履き替えます。
スリッパが雑然と(笑)
ここでタバコも吸えるみたいですね。
ペットはこれ以上先には進めません。
近くには飼い主を待つ犬の姿がありました。

再び階段(゜o゜)
けっこう急です。。。
まだギリギリ若年世代の私でさえ、手すりを使いました^^;
団塊世代と思われる女性の方は四つん這いで上っていらっしゃいました…

上ったところで後ろを振り返った図。

ここから90°左に曲がり、更にまた階段を上ります。

上る途中から見た景色。
人が小さく見えます。

上りきったところで拝観料を納めます。
大人:200円
小中学生:100円

御朱印もここでお願いします。

山の大木と同じくらいの高さまで上りました。

こちらからお堂に入っていきます。
※お堂の中は撮影禁止

こちらに観音様のほか、御守り、おみくじなどがあります。

境内で売られていた祈願ハンカチは、このお堂の中に括り付ける専用の縄が張ってあります。

参拝者たちの祈願ハンカチでパンパンになっていますが^^;

観音堂は長元元年(1028年)に後一条天皇の勅願により建立されました。
その建築様式は「四方懸造り(しほうかけづくり)」と呼ばれ、日本唯一の建築様式で
昭和25年(1908年)に国指定重要文化財となりました。

岩の上に建てられていることがわかる写真。
当時の人々はすごい事を考えますなぁ。

このお堂は西暦1028年に後一條天皇の勅願によって建立されたそうです。

日本で唯一の「四方懸造り」という建築様式なんだそうです。

よくわからないので後日調べたのですが、

「懸造り(かけづくりorがけづくり)」とは「崖造り」とも書くそうで、

その字面を見てピンとくるかもしれませんが

崖や山の傾斜したところなどに建てる建築様式を「懸造り」と呼ぶのだそうです。

京都の清水寺なども懸造りで、ただの懸造りなら日本中いくつかあるようなんですが

建物の背面を山で支えたりなどせず、ここ笠森観音のように

岩の頂上に建てる「四方」懸造りは、他にはないということなんですね~

 

回廊から観られる景観。


この日は11月初旬だったので、まだ紅葉は微妙な感じですが

もうちょっと経てばきっともっと紅葉が綺麗な景観だったでしょうなぁ^^

 

観音堂を下り、笠森観音周辺公園案内図で見た、笠森観音周辺を一周する遊歩道に進みます。

 

と、またしても長くなってしまったのでここで区切ります^^;

続きはこちらからどうぞ!

笠森観音周辺の観光スポット・ホテル宿情報はこちらでチェックできます!→たびノート「笠森観音」

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